歯磨き粉を選ぶ際には、何よりも歯と歯茎のことを考えて、配合されている薬用成分をよく見て選ばなければなりません。先ずは虫歯予防のためにフッ素入りの歯磨き粉を選ぶことがコツです。とはいいましても、現在市販されているものの約9割にはフッ素が配合されています。もちろん、フッ素そのものとしては配合されていません。毎日2,3回は口に入れるものなのですが、フッ素そのものは劇薬となるためです。そのために、フッ化ナトリウムやフッ化第一スズ、モノフルオロリン酸ナトリウムといった難しい名前の化合物として配合されています。

そこで、歯磨き粉を選ぶ際には注意して配合成分を見る必要があります。ただし、フッ素濃度に注意が必要です。フッ素濃度が900から1000ppmの歯磨き粉を使用することです。フッ素濃度が500ppm以下では効果が低下しますし、250ppm以下のフッ素濃度では殆ど効果が期待できないからです。また、歯垢を溶かす効果があるデキストラナーゼと言う酵素を配合した商品もあります。次に気をつけるべきは歯周病ですが、この病気の予防のためには、トラネキサム酸やグリチルリチン酸、塩化ナトリウムつまり食塩などが有効です。これらの薬用成分が配合されている歯磨き粉を選ぶことが大切です。

私は子供の頃から歯磨きのトレーニングをさせられていたのでいつしかそれが週間となり、歯周病予防なんて無意識にやっていました。私にとって歯磨きと歯茎のマッサージは同じものなんですが、これを知らない人も多いようですね。歯だけ磨いては歯茎はいつ磨くのでしょうか？不思議です。歯茎もきちんと磨いてあげることで、出血や炎症なんかは基本なりません。そしてもう一つは歯磨き粉も大事です。私の最近のお気に入りの歯磨き粉はカムテクトですが、歯垢除去をしっかりしてくれるようで磨き上りがすっきりとしている点がすごく気に入っています。